わずか全世帯3%の登録数~福岡市ごみ出し日メール通知サービス
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周知不足? 利用者からは好評
福岡市は、6月15日の市議会定例会で、ゴミ出し日通知メールの登録者数が今年5月末現在、2万4,087人であることを明らかにした。通知メールは2008年10月1日にサービスを開始。約7年半で、登録者は市内全世帯数の3%程度にとどまっており、周知が行き渡っていない現状が浮き彫りとなった。
市の担当者は、「市外転出者が削除することもあるが、登録者数自体は増えつつある。しかし、全体的に少ないことは認めざるを得ない。通知メールの目的はごみ出し忘れ防止であって、きちんとごみを出す人には必要性を感じてもらえないのかもしれない。今後も利用者数を増やすように努力していきたい」としている。
一方、通知メールを利用している早良区在住の独身男性は、「月1回のびん・ペットボトル、燃えないゴミの日はついつい忘れてしまうことが多く、ゴミが溜まって困っていた。通知メールが前日に教えてくれるので非常に助かっている」とコメント。城南区在住の主婦は、「そんな便利なサービスがあることは知らなかった。ぜひ、利用したい」と語る。
通知メールは、家庭ごみルールブック、市ホームページ、ゴミ袋のQRコードなどに記載されている専用サイト(関連リンク参照)で登録できる。登録・利用は無料。収集エリア、ごみの種類(燃えるゴミ、燃えないゴミ、空きびん・ペットボトル)、通知する時間を指定することができる。
【平古場 豪】
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