福岡造船、革新的造船技術の研究・開発補助の対象に
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国土交通省は、船舶の設計から建造、運航においてITの利用・活用を促進させる目的で「海事生産性革命(i-Shipping)」を実行している。今回その一環として、平成29年度予算による「先進船舶・造船技術研究開発費補助事業(革新的造船技術研究開発)」の募集を行い、応募事業の中から以下の9社が提案した事業が補助対象として決定した。
九州からは唯一福岡造船(株)(本社:福岡市中央区、田中敬二代表)が補助対象となった。同社が提案する事業は、ARマーカー(画像認識素材)の活用技術の開発。ARマーカーを部品に取り付けることで、数万点に及ぶ船舶部品の管理がデータ共有により簡素化される。また、その画像データから対象部品を用いた設計や作業工程、資材情報などを読み取れるようにすることで、作業効率の改善を目指す。
なお、1件あたりの技術開発の事業費補助金額は約1,000万~1億5,000万円となっている。【代 源太朗】
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