久留米市長、「石橋文化センター共同ホール」廃止を発表
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久留米市の大久保勉市長は6日、久留米市野中町の石橋文化センター敷地内にある共同ホールを廃止する方針を発表した。同日開催された市議会で一般質問に答えた。
共同ホールは1985年開館。市が保有し、市の外郭団体「久留米文化振興会」が管理している。市の行財政推進課によると、今年度の施設運営費約3,100万円のうちの約1,400万円を補助。「ピーク時の92年度は11万3,400人の利用があったが、16年度は5万6,000人にまで落ち込んでいた」(同課)という。同課によると、市議会は、2014年度、15年度から公共施設のあり方などについて議論してきた。共同ホールについては、築30年以上が経過していることもあり、施設の老朽化と久留米シティプラザの建設を受け、市議会行財政改革調査特別委員会が16年2月、市に廃止を提案していた。今回、大久保市長は市議会の意向を汲み、決断したとみられる。廃止時期は未定としている。
また、大久保市長は、特別委員会が機能の集約を提言した8施設について、同市諏訪野町の「サンライフ久留米」と同市野中町の「市勤労青少年ホーム」を統廃合する方針も発表した。実施時期は未定としている。
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