安川電機、中国で工場増設

　（株）安川電機（本社：福岡県北九州市、小笠原浩社長）は4日、安川（中国）機器人が6月15日に江蘇省常州市武進高新区で第3工場を竣工したことを発表した。

　中国では、少子高齢化にともなう人手不足や、人件費の高騰から生産現場の自動化が急速に増加している。また、中国経済の成長にともない、自動車関連市場のほか、スマートファン、コンピューター、通信機器や重量物の搬送などの幅広い分野でロボットの需要が拡大している。
　この需要に対応するために第1、第2工場に加えて、第3工場を増設した。第3工場は面積11,600m²。第3工場の増設と第1工場、第2工場の再編によって生産能力は従来の月産1,000台から1,500台に拡大したという。