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高知県の宿毛港(宿毛市)と大分県の佐伯港(佐伯市)を1日3往復で結んでいた宿毛フェリーが、10月19日から運航を休止している。
宿毛フェリーの担当者によると19日以降、運航休止を知った利用客からの問い合わせが相次いでおり、年間4万2,000人(2017年実績)の足に与える影響は予想以上に大きい。
運航休止の原因は燃料費の高騰で、フェリーに使われているA重油の1リッターあたりの値段は16年12月時点で約49円だったものが、17年前半に50円台後半にまで上昇、17年末には63円まで上昇していた。現在の価格はリッターあたり85円まで急騰しており、「このまま営業を続けるのは難しい」(宿毛フェリー担当者)と、休止に踏み切ったという。
再開時期は未定だが、1日の便数を減らすなどさまざまな方法を模索しながら再開を目指す。宿毛フェリーにはチケット販売所も含めて15人の社員が在籍しており、運航休止が長引けば人員縮小なども避けられない見通しだ。
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