保育士不足も争点～福岡市

　今年8月1日時点での福岡市の未入所児童は1,599人で、そのうち、待機児童は133人に上る。今年の保育所の入所申込数は39,269人で、5年前に比べて2割程度増えている。

　福岡市では待機児童解消ために7年間で約13,000人分の保育所整備を行った。また昨年度は18カ所の認可保育所を新設し、受け入れ定員の拡大を推し進めている。

　しかし、施設が増えても保育士の数が不足しているという現実がある。福岡市は昨年10月から保育士に月1万円の家賃補助を始めたが、人手不足解消には至っていない。

　争点が見えにくいといわれる福岡市長選だが、生活に密着した争点は存在する。