大川クリークの遺体、近所に住む高齢者と判明~街灯なし柵なし、住民の足から身近な危険となった水路
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29日に大川市三丸のクリーク内で発見された男性の身元が判明した。男性は近所に住む80代の高齢者で、28日夜に散歩に出ると家族に告げてから行方がわからなくなっていた。
筑後川流域の南築平野や佐賀平野に広がるクリークは、農業用水路とも称されるが、江戸時代の掘割を原型として近年まで水路として利用されていたため幅が広いものも多く、柵やガードレールが設置されているところは少ない。筑後川下流左岸農地防災事業所によると、クリークは場所によって国や県、場合によっては地元住民が行っているなど管轄がわかれており、安全策に差が出てしまっているのが現状だという。
【小栁 耕】
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