2024年04月20日( 土 )

自然電力グループ企業、G20関係閣僚会合会場にCO2フリー電力の供給へ

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 長野自然電力が、6月15、16日に軽井沢プリンスホテルで開催されるG20関係閣僚会合「持続可能な成長のためのエネルギー転換と地域環境に関する関係閣僚会合」の会場に同社所有の「小布施松川小水力発電所」からCO2フリー電力を一部供給することがわかった。同社は、自然電力グループの1社。

 今回の取り組みは、中部電力が同月13日から16日までの間、同水力発電所や長野県企業局が所有する水力発電所からなど、同県内の水力発電所由来のCO2排出量ゼロの電力を供給するというもの。

 自然電力はほかにも小布施町で同自治体、地元ケーブルテレビと共同でながの電力を立ち上げており、電力小売の地域産業化に取り組むなど、再生可能エネルギーの供給と普及にも取り組んでいるほか、東京電力が幹事を務めるヴァーチャルパワープラント実証事業にも参画。次代の電力の需給調整にも取り組んでいる。

【小栁 耕】

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