福岡市は11月12日、福岡市西区の土木工事会社「(有)日進建設」に対し、落札者となったものの、契約を辞退したとして、市発注の競争入札への参加を2カ月間停止すると発表した。入札参加停止期間は今年11月7日から来年1月6日まで。
市によると、同社は10月31日に開札された「西区太郎丸3,4丁目地内農業用水管設置工事」の落札者(落札金額1,370万円)に決定したが、同日、同社から見積もり金額に計算間違いがあったとして、辞退届が提出されたという。
正当な理由がなく、契約を締結しなかったことが契約違反に該当するとして、今回の措置に至った。次点者の金額は1,375万円で、差額は5万円だった。再入札とはならず、次点者が落札金額で契約する。
なお、同社は同じく10月31日、市発注の別工事「県道宮ノ浦前原線道路側溝工事」を1,050万円で落札している。同契約は11月8日に締結。指名停止期間中となるが、市によると、開札されたものに関しては、契約が可能だという。
【東城 洋平】
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