2024年04月17日( 水 )

日本通信販売協会、新会長に粟野光章氏が就任

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 (公社)日本通信販売協会は、6月19日に開催した定時総会・理事会で、阿部嘉文会長に代わり、(株)高島屋 代表取締役専務の粟野光章氏が第14代会長に就任したと発表した。

日本通信販売協会会長に就任した
栗野 光章 氏
(同協会ホームページより)

 粟野氏は就任について「日常が今、大きなターニングポイントにあり、求められる行動様式の変更は、人々の消費行動にも大きく影響する。ウィズコロナ、アフターコロナ時代にはオンラインへのシフトがさらに加速される」といい、「リアル店舗、カタログ、ネット、テレビというさまざまな販売チャネルを組み合わせ、多様な商品と利便性をいかに消費者に提供していくかが、小売の成否を決める大きなカギとなることは疑いの余地がない」と通販市場の展望についての見解を述べた。

 また、「通販業界が健全な成長を続けるために、社会における役割やはたすべき責任を理解し、確かな倫理観をもつことが大切。協会としても消費者の信頼を損なわない為の役割や責任も大きくなっていく。国も消費者保護の為、広告表示や情報セキュリティなどに関するさまざまな関連法規の整備も進めるものと思われる。協会として必要なときは行政に対しても積極的に発言していく」と、就任への決意を示した。

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