台湾総領事が語る「日台の絆」 中小企業経営者協会が3月5日、講演会・交流会を開催
(一社)福岡中小企業経営者協会は3月5日(木)、第327回例会として、駐福岡台湾総領事館総領事(台北駐福岡経済文化弁事処処長)陳銘俊氏を招いた講演会および交流会を開催する。会場は福岡サンパレスホテル&ホール(福岡市博多区築港本町)。テーマは「日台の絆」。日台関係の最前線を知る外交官が、政治・経済・文化の各側面から両地域の連携の現在地と将来展望を語る予定だ 。
多彩な国際経験を持つ総領事が登壇
講師を務める陳銘俊氏は、2021年10月より台北駐福岡経済文化弁事処処長(総領事)を務める外交官。台湾総統府機要室主任や、台北駐ボストン経済文化弁事処副処長、台北駐日経済文化代表処参事官などを歴任し、日米を中心に豊富な国際経験を有する。
日本語にも堪能で、総統就任式などの同時通訳を担うなど、外交の最前線で培った実務経験と幅広い見識が持ち味だ。
福岡と台湾の経済交流は、観光や半導体関連投資、スタートアップ分野などで年々緊密化している。九州と台湾は地理的にも歴史的にも近接しており、人的往来の再活性化は地域経済にとって重要なテーマである。今回の講演では、アジア情勢を踏まえた日台関係の意義、地方都市間連携の可能性などについても言及が期待される。
里地帰氏による和胡演奏も
交流会では特別出演として、和胡奏者・シンガーソングライターの里地帰(さとちき)氏が演奏を披露する。
里氏は福岡を拠点に台湾や香港、中国などアジア各地で活動。中国の伝統楽器・二胡を基に、日本の杉や欅、和紙を素材として独自に開発した「和胡」を操り、国際文化交流の舞台でも高い評価を得ている。台湾政府主催イベントへの出演歴もあり、日台の文化的架け橋としての役割も担ってきた。
外交と経済の話題に加え、音楽を通じた文化交流が重なることで、本例会は単なる講演会にとどまらず、日台関係の“体感型”イベントとなりそうだ。
九州経済にとって台湾は重要なパートナーであり、その関係性は政治外交のみならず、半導体、観光、文化交流へと広がっている。今回の例会は、地域経営者にとってアジア戦略を再考する好機となるだろう。
<INFORMATION>
〔日時〕
3月5日(木)午後6時00分~午後8時30分
午後6時~ 例会セレモニー
午後6時20分~ 講演会
午後7時10分~ 交流会(着席形式)
〔会場〕
福岡サンパレス ホテル&ホール 2Fパレスルーム
(福岡市博多区築港本町2-1)
〔参加費〕
会員3,000円
同伴者・オブザーバー8,000円(飲食代込)
〔主催〕
(一社)福岡中小企業経営者協会
終了後は博多駅および天神方面への無料シャトルバスも運行予定という。
【緒方克美】








