新型コロナに関する自民党内議論～保健所の立場から見た、有事に柔軟かつ迅速に対応し得る医療提供体制の構築へ

感染症医療体制の抜本的見直しが求められる。

現行：感染症法で指定医療機関のみ法制度化（希少感染症対応）
新型インフルエンザなど行動計画で接触者帰国者外来・入院医療機関
（臨時の対応であり、感染症法に規定なし）

↓

新興感染症は常在しているとの認識が必須
（SARS（2003）→新型インフル（2009）→MERS（2014）→新型コロナ（2020）→？

↓

パンデミック期における感染症病床体制を法制化し平時から整備
☆第三種感染症病床設置医療機関
感染拡大時に新型コロナ外来および専用病床に転用可能な病床設置
・一次医療圏に人口比で必要数を整備（一自治体・一地区医師会単位）
・平時からの地域医療体制・病診連携体制と一体化
・院内感染防止のための施設整備補助・発生時の空床補償制度化
・感染症医療の人材の確保支援

保健医療計画と地域医療構想の抜本的改正が必要！！