【大麻所持】福岡大学工学部の助教を逮捕
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福岡大学で助教を務める男性が、乾燥大麻を所持していた疑いで九州厚生局・麻薬取締部に逮捕されていたことがわかった。11月30日に逮捕されたのは、福岡大学工学部化学システム工学科の助教、佐野彰容疑者(42)。佐野容疑者は、福岡市早良区の自宅に乾燥大麻を所持していた疑いがもたれており、1日には佐野容疑者が勤務する福岡大学に入り、研究室内の捜索を行ったという。
福岡県警は2019年に965人を薬物事犯で検挙しており、そのうちの278人(約29%)が大麻の使用・所持によるものだった。今年に入ってからも九州厚生局・麻薬取締部は、県内の住宅で大量の大麻(草)を栽培した疑いで10代から50代の男女6人を逮捕している。その際に押収された大麻は、全国の麻薬取締部で今年最多の計553株にのぼるという。
アメリカでは2012年に、コロラド州とワシントン州で大麻がアルコールやたばこと同じ嗜好品として認められて合法化された。以降、嗜好品としての大麻合法化を問う住民投票が各州で相次いでおり、医療用以外での大麻使用が合法化される地域に住む人口は、将来的には全米人口の半分近くに達するという予測もある。
註:米連邦政府は依然、大麻を「違法薬物」としている。関連キーワード
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