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中国は5月31日、共産党政治局会議で、夫婦が3人目の子どもをもうけることを認める方針を発表した。国営新華社通信は、その目的について人口構造の改善、高齢化への積極的な対応、人的資源の維持のためと報じている。
中国は2016年に夫婦が2人目の子どもをもうけることを容認し、「一人っ子政策」からの転換を行った。その効果もあって、新生児は15年の1,655万人から16年には1,786万人に増加した。
しかし17年以降、新生児は再び減少に転じ、19年の1,465万人から20年には1,200万人へと激減。合計特殊出生率もこの約20年間は1.6~1.7で推移していたが、20年には1.3へと大幅に低下した。
【茅野 雅弘】
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