【ビジネスコンテスト】「X－Tech Innovation2021」の参加募集　FFGなど

　ふくおかフィナンシャルグループ（FFG、福岡市）、北海道銀行（札幌市）、岩手銀行（盛岡市）、七十七銀行（仙台市）、沖縄銀行（那覇市）が共同開催する、第7回「X－Tech Innovation（クロステック・イノベーション）2021」の参加企業・個人を全国から募っている。締め切りは8月23日。

　X－Techは、業種や業界を超えてデジタル技術を使ったサービスを募ることでアイデアや技術を発掘、表彰するビジネスコンテスト。2015年にFFGが地方銀行では初めて企画した。2018年までに北海道、沖縄、七十七の各行が、20年に岩手銀行が参加した。

　各行が本店を置く北海道、東北、九州、沖縄の各地区大会ごとに最優秀賞と優秀賞などを決定。その後、東京・八重洲のFFGの多目的スペース「Diagonal Run （ダイアゴナル・ ラン ） Tokyo」に各地区の最優秀賞と優秀賞の受賞者を集めてグランプリファイナルを開く。

　各地区大会やグランプリファイナルでは、参加企業・個人、地場企業、コンテスト協賛企業との懇談の場をつくり、マッチングの機会を提供する。

　コンテストの共通テーマは『Social Digital Goods（SDGs）』。「社会的な課題解決」と「企業の競争力向上」を、デジタルを用いて同時に達成するビジネスアイデアを募る。各地区別のテーマは、北海道「北海道の新たなステージへ」、東北「東北の新たなカタチ」、九州「デジタルとリアルの融合」、沖縄「沖縄のみらいを元気に！」。

　各地区大会、ファイナルとも登壇発表後に審査し表彰する。最優秀賞は各地区大会50万円、ファイナル100万円。優秀賞は各地区大会20万円、ファイナル30万円。協賛企業の賞（特典）も。

　1次選考（書類選考）、2次選考（面談）は各地区共通で9月上旬、9月下旬～10月上旬。最終選考は九州12月2日、北海道12月9日、沖縄12月16日、東北12月17日。ファイナルは22年1月9日。

【南里　秀之】