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2021年07月21日 15:03

福田まもる福岡市議、神社に酒奉納の件で市政治倫理審査会に出席、公選法抵触の認識なく

 福岡市議会の福田まもる議員(自民党新福岡、博多区、4期目)が昨年12月下旬に自身の選挙区内の神社4カ所に日本酒2本を奉納していた件で、有識者、市民代表で構成される福岡市政治倫理審査会が本日開催され、福田市議から事情を聴いた。

 同問題をめぐり、市民が議長に対して調査請求を行ったのを受け、同審査会は議題として選定、「福岡市議会議員の政治倫理に関する条例」(以下、市政治倫理条例)に基づき福田市議に出席を求めていた。

 福田市議に対しては公職選挙法抵触の疑いがもたれているが、同審査会はこれについては議論する権限を有していないとして、あくまで市政治倫理条例に照らし合わせて検討するとの立場のもと、福田市議から事情を聴き、それに基づき議論を行った。

 福田氏は父の代から慣例として上記の神社4カ所に「新年大祭」の時期に日本酒をお神酒として奉納しており、「奉献 福田」とのし紙に記載して個人の信仰心から行ったものであり、不正な行為を行ったと有権者から認識された点で自身の行為は軽率であったものの、公選法に違反する認識はなかったと釈明した。現在、会派として政治倫理を尊重する規約の作成に取り組んでおり、今後、「新年大祭」には日本酒を含め何も持参しないとした。

 同審査会の委員からは、福田氏が市議に当選してからも全国で同様の事案が報じられてきたにも関わらず、自身の行為が寄付にあたる可能性について認識していなかった点について疑義が呈されたほか、神社4カ所というのは不自然であるなどの意見が出された。

 同審査会は引き続き審査を行い、調査報告書を作成する予定だ。

【茅野 雅弘】

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