福岡県、健康食品1品目から医薬品成分を検出

　福岡県は25日、健康食品の買い上げ検査を実施したところ、1品目から医薬品成分が検出されたと発表した。

　県は昨年11～12月の期間、インターネット上で販売されていた強壮系7品目、痩身系7品目の合計14品目を買い上げて、含有成分の検査を実施。その結果、強壮系1品目から医薬品成分のタダラフィルが検出された。

　問題の商品は、インターネット通販業者のmichiyuki ogawa（横浜市港北区）が販売していた健康食品「Royal Honey VIP」。製造者はKINGDOM HONEY SDN.BHD（マレーシア）。

　タダラフィルは国内で勃起不全の治療薬などとして承認されている。潮紅、消化不良、頭痛などの副作用がある。県は同商品の購入者に向けて、摂取の中止を呼びかけている。

【木村　祐作】