事業承継M&A(売却)を悔やむ元オーナー
-
建設工事会社を40年経営したAが会社を売却したのは2年前である。今となっては売却したことを悔やんでいる。「当時は事業経営を継承できる人材がいなくて会社売却の選択は正しいと思っていた。しかし、今は間違いだったと後悔している。何が問題かというと、大手の行動パターンが「売れ!売りまくれ!」という販売至上主義なのだ。そんなことも知らなかった己の浅はかさを今さらにして思い知った」という。
Aは得意先に貢献することを仕事の信条としてきた。売り先は中小零細企業が多い。業務の一部を代行してあげたり、業界の時代の流れを勉強する集まりを積極的に組織したりするなどしてきた。得意先の役に立つ営業をするという主義をもっていた。だからこそ商品も高く売れた。ところが買収した企業は大手である。逆に「いらないこと(お客へのサポート)はするな!」を信条として、「お客は売りつけ先」と決め込んでいる。営業マンたちの評価はすべて売りつけた総額で決まる。サポートで手を抜いても、売りまくれば、安く売っても許されるのだ。こんな性悪の大企業が人材不足にかこつけて跋扈するとは、悔しい!
関連キーワード
関連記事
2024年5月5日 06:002024年5月2日 15:452024年5月2日 11:302024年5月2日 18:002024年5月2日 17:502024年5月1日 15:002024年4月25日 14:00
最近の人気記事
2024年4月28日 06:00
2024年4月30日 06:00
2024年5月4日 06:00
2023年7月4日 16:30
2024年4月25日 11:27
まちかど風景
2024年4月8日 09:30
- 優良企業を集めた求人サイト
-
Premium Search 求人を探す
- 業界注目!特集
-
産廃処理最前線
サステナブルな社会を目指す
- MAX WORLD監修
-
パーム油やPKSの情報を発信
パームエナジーニュース