(株)安川電機は16日、2023年度からの3年間に関するグループの新中期経営計画「Realize 25」を発表した。最終年度となる25年度に売上収益(売上高に相当)を6,500億円(22年度5,560億円)にまで拡大。営業利益については1,000億円(同683億円)、営業利益率も15.4%(同12.3%)に高める計画だ。
25年度の営業収益目標をセグメント別にみると、インバータなど「モーションコントロール事業」で2,900億円(22年度2,521億円)、「ロボット事業」で2,850億円(同2,238億円)、「システムエンジニアリング事業」で500億円(同511億円)だが営業利益率は8.0%(同5.0%)としている。
3年間で累計1,500億円の投資を行い、グローバル成長市場の攻略による販売拡大、内製化・自動化による国内外における生産体制の最適化などを展開し、収益力強化を図る考えだ。なお、新中計は長期経営計画「2025年ビジョン」(16~25年度)達成への最終段階という位置づけだ。
【田中 直輝】
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