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門司税関が15日発表した5月の「九州経済圏貿易概況」(速報)によると、九州・沖縄・山口、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は1,597億円の赤字で、2カ月連続の貿易赤字となった。
輸出額は5月として過去最高
輸出額は8,216億円(前年同月比9.4%増)で、5月として過去最高となったことが分かった。そのうち、主要な輸出品目である自動車の輸出額は2,088億円で、アメリカやEU向けに好調であったことと、前年同月に新型コロナの流行による都市封鎖(ロックダウン)などで大幅に輸出が減少していた反動などにより、2.5倍に増えたことなどが主な要因となった。
輸入額は28カ月ぶりの減少
輸入額は9,813億円(同2.6%減)で、28カ月ぶりの減少となった。原油の輸入単価が前年同月比で16%下がるなど、高騰していた資源価格が落ち着きつつあることに加え、石炭や液化天然ガスの輸入量が減少したことが主な要因となった。
【寺村朋輝】
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