相続税手続きの預かり金着服 元司法書士の男を追送検
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元司法書士で北九州市小倉南区在住の電気作業員・服部忠典被告(50)が、2020年8月、遺産相続の手続きのため88歳の女性から預かっていた現金約600万円を着服したとして逮捕・起訴された事件に関して、小倉南警察署は、ほかの4件の相続手続きでも預かり金を着服していた疑いがあるとして、追送検した。
被害額は合わせて約1億6,000万円あまりに上るとしている。被告はいずれも容疑を認め、「FXや暗号資産などへの投資につぎ込んだ」などと供述しているということで、警察は一連の捜査を終結した。なお、服部容疑者が関わった預かり金着服の被害は、今回の追起訴分を合わせ21件、約5億円に上るという。
【田中 直輝】
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