2024年12月11日( 水 )

サニックス、24年3月期は大幅増益も、来期は減収減益予想

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 15日、(株)サニックス(本社:福岡市博多区、宗政寛代表)は2024年3月期の連結決算を発表した。それによると、売上高は471億6,700万円(前期比1.9%増)、営業利益は37億4,400万円(同109.7%増)、経常利益は34億6,600万円(同123.3%増)、当期純利益は26億9,700万円(同102.5%増)で、大幅増益となった。

 主な決算要因としては、売上高は環境資源開発事業部門が発電売上で今年度の売電契約単価が上がったことにより増収(同14.3%増)となった一方、新電力事業部門において電力調達コストの上昇によるリスクを回避するため事業縮小を進めたことで減収(同51.7%減)となった。また、利益面では、環境資源開発事業部門で発電売上の売電契約単価が上昇し増益(同49.8%増)したことなどが貢献した。

 来期(25年3月期)の業績予想については、売上高は462億4,600万円(同2.0%減)、営業利益は17億1,500万円(同54.2%減)、経常利益は14億4,000万円(同58.4%減)、当期純利益は10億9,300万円(同59.4%減)で、減収減益を予想している。

【寺村朋輝】

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