2024年10月13日( 日 )

鞍手小学校の統合整備事業、最優秀者に戸田・山下JV

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 福岡県鞍手町はこのほど、公募型プロポーザルで事業者を募集していた「鞍手町立小学校統合整備事業(設計・施工一括発注方式)」の公募結果を公表した。

 同プロポーザルには4者が参加。選考の結果、最優秀者に戸田建設(株)を筆頭とする、戸田・山下JVが、優秀者には東急・東畑JVが選定された。提案価格の上限は71億8,945万7,000円(税込)で、このうち、設計業務にかかる上限額が4億3,620万円(税込)、施工業務にかかる上限額が67億5,325万7,000円(税込)となっている。

 今後、測量などの事前調査や基本設計および実施設計を経て、既存小学校の解体、仮設校舎の建設・解体、新小学校の建設などが行われる。履行期間は2028年3月31日までを予定している。

 鞍手町では1985年をピークに人口減少が続いており、小学校に関しては町内の6校すべてが11学級以下の小規模校となっていた。町では今後も児童数の減少が見込まれることから、最適な教育環境の整備について検討を開始。町民の意見も取り入れながら、6校を1校へ統合する方針を固め、同整備事業の実現に向けて各種取り組みを進めていた。

【代源太朗】

関連記事