9日、大石産業(株)(本社:北九州市八幡東区、山口博章代表)は2025年3月期の連結決算を発表した。それによると、売上高は234億8,500万円(前期比6.9%増)、営業利益は9億400万円(同16.7%減)、経常利益は11億3,000万円(同16.1%減)、当期純利益は9億4,400万円(同11.3%減)で、増収減益となった。
決算要因としては、パルプモウルドやキャストフィルム、重包装袋などの製品で販売数量が回復し、販売価格の見直し効果も寄与して増収となった。一方で、人件費と減価償却費の増加が響き、営業・経常・純利益はいずれも減少した。
来期(26年3月期)の業績予想については、売上高は242億3,200万円(前期比3.2%増)、営業利益は9億100万円(同0.4%減)、経常利益は11億3,400万円(同0.3%増)、当期純利益は7億9,200万円(同16.2%減)で、増収減益を見込んでいる。
【寺村朋輝】
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