2024年04月24日( 水 )

楽天トラベル、年末年始の訪問旅行者7割増

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福岡市は旧正月に12倍の訪日旅行者

 9日、楽天(株)(本社:東京都世田谷区、三木谷浩史代表取締役会長兼社長)は、旅行予約サービス「楽天トラベル」における、2015年12月26日~16年1月3日の年末年始の訪日(インバウンド)旅行の予約状況についてまとめた。15年11月27日時点での予約人泊数実績をもとに算出している。


 同社によると、年末年始期間の訪日旅行者の宿泊予約人泊数は、前年同期比7割増と大幅に伸長しているという。とくに、東京、大阪、京都を含む「ゴールデンルート」外のエリアの伸びが好調で、宿泊予約人泊数ランキングでは、北海道が151.4%増で前回3位から2位、福岡県が187.2%増で前回8位から5位に上昇したとしている。


 また、中国の旧正月(春節)期間の訪日旅行者の宿泊予約人泊数は、前年同期比263.7%増と2倍以上の伸び率となった。都道府県別に見ると、北海道が157.1%の上昇で、昨年同様に1位になった。また、福岡県は昨年の福岡市内の予約が前年同期比12倍となり、12位から大幅に順位を伸ばし5位となった。


 全国の訪日旅行者の予約人泊数を居住国別に見ると、年末年始と旧正月期間において、香港や台湾からの宿泊客が多い。とくに、台湾は今年9連休(16年2月6日~2月14日)の大型連休があり、宿泊予約人泊数は、前年同期比324.8%と大きく伸びているとしている。

 

【川元 浩明】

 

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