旭学園の「武雄アジア大学」、文科省の審議会が設置認可を答申 26年春開学へ

 (学)旭学園(本部:佐賀市、内田信子理事長)が佐賀県武雄市で来春4月の開学を目指していた「武雄アジア大学」(入学定員:140名)について、文部科学省の大学設置・学校法人審議会は、29日、設置を認可することで文科相に答申した。

 ほかに認可の答申がなされたのは、(学)CoIUが岐阜県飛騨市で開学を目指すコーイノベーション大学(同120名)と、(学)塚本学院が大阪市で開学を目指す大阪医療大学(同80名、2学科合計)。

 武雄アジア大学の開学にあたっては、23年2月に旭学園と武雄市が「大学設置に関する覚書」を締結し、市が一定の支援を行うことを約束。翌24年6月の市議会では、総額19億4,809万円(武雄市負担:12億9,873万円、佐賀県補助:6億4,936万円)の補正予算が可決されていた。ただし補助金交付は設置認可された場合の条件付きとなっており、今回の認可にともなって、補助金が交付される見込みとなる。

 武雄アジア大学のキャンパスはすでに工事が進捗しており、旭学園によると、8月25日時点での工事進捗率は37.6%。すでに基礎や構造躯体は完成して、屋根など上部構造に取りかかっていることがうかがえる。

 今回の設置認可の答申を受けて、今後はカリキュラムや教育方針の具体化、教員人事の発表、そして学生募集要項や入試日程の公表などが順次進められることとなる。また、佐賀県内では3番目、佐賀市以外で初めての4年制大学の開学であることから、地域経済と連動した学びや、学生の生活環境の整備などで大学を誘致した武雄市との連携も焦点となる。

【特集】地方の学校法人の生き残り戦略~武雄アジア大学構想の状況レポート

【寺村朋輝】

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