NetIB-NEWSでは、読者のご意見を積極的に紹介し、議論の場を提供していきたい。
今回は、「旧統一教会・韓鶴子総裁、韓国検察へ出頭と今後の教団の行方」についての読者のご意見を紹介する。
記事に関する意見 ご掲載の記事について、全体的に事実関係の説明だけでなく、推測や評価的表現が交じっており、客観報道というより論評寄りに感じられました。具体的には以下の点が問題と考えます。
表現の偏り:「考えにくい」「当然」「蜜月関係が明らかになることが期待される」など断定的・主観的な言い回しがあり、読者を特定の印象に誘導しているように感じられます。
因果関係の飛躍:「逮捕されれば信徒に与える心理的影響は計り知れない」など、将来の事象を既成事実のように描写しており、推測を事実のように扱っている箇所が見受けられます。
事実と伝聞・推測の混在:「~とされる」「~との話もある」などの表現が多い一方で、記事全体のトーンは断定的であり、読者が事実と噂を混同する恐れがあります。
対比の仕方による印象操作:「金建希氏は謝罪した。一方で教団側は元幹部に責任を押しつけている」といった構成により、意図的に教団側を不誠実と見せる印象を与えています。
強い言葉による印象形成:「蜜月関係」「絶対権力」「動員して抗議集会」など、強いイメージをともなう言葉が多く、読者にネガティブな印象を強調する効果をもっています。
記事は事実報道の体裁を取りながらも、断定的・評価的な要素が多いため、読者に特定の悪印象を植え付けやすい内容となっていました。報道記事としての客観性を高めるには、事実と推測を明確に区別し、評価的な表現を抑えることが望ましいと考えます。
関連キーワード
関連記事
2025年9月17日 14:10
2025年9月16日 06:00
2025年9月15日 06:00
2025年9月18日 10:00
2025年9月12日 16:30
2025年9月12日 13:30
2025年8月6日 15:00