NetIB-NEWSでは、読者のご意見を積極的に紹介し、議論の場を提供していきたい。
今回は、「清水建設の欺瞞」についての読者のご意見を紹介する。
AMT一級建築士事務所代表・都甲栄充さんの、清水建設の構造スリット問題の記事を読みました。
私は現在、関西地方の某市にある築○年目を迎えるマンションの理事を務めています。この記事とまったく同じことが起きており、興味深く読ませていただきました。築○年目の時点でマンションの外壁タイル剥離が起き、断続的な剥離や、縦割れのひび割れや、バルコニー部分の壁のタイルにも破損が発生しました。
施工したのは大手ゼネコンではなく、地元で展開している建築事務所と施工会社です。地元では建築デザインなどで優秀賞などを受賞したりしていますが、実際に購入したマンションはなんともお粗末な代物でした。
私は、築○年目に中古で購入しました。購入した直後から異常な状況を目の当たりにしました。住人が区分所有している分については、施工会社が修繕にも応急処置に来ない。修繕を求めたら数千万円の見積もりを出すのです。明らかな瑕疵に対してです。
管理会社から貰った資料を見ると、築2年目ですでに共用部分のタイル割れなどが酷い状況だったとのことです。そのときに、構造スリットや緩衝材が問題になったようですが、管理会社も隠蔽しようとして、問題を隠し通しながら住民説明会や改修をやろうとし、住民説明会でも一切構造スリットというワードは出したがらない状態でした。
調査結果を全戸配布してもらったのですが、肝心の構造スリットについては何もなく、外装のタイルについての説明ばかりでした。これを調査会社は「経年劣化」と説明し、建築士は「構造スリットは阪神大震災から必要になったものです。ちゃんと入っています。耐震も大丈夫です」との説明を繰り返すばかりです。しかし、構造スリットは未施工であると思われます。
私がこれについて、告知義務違反だったのではないかと問いただし、構造計算についてまで言及すると、管理会社は、「なぜ、そのようなことを言い出すのか」と逆ギレされ、さらに、「口外するな」と威圧的な態度を取ってきました。
私はこのことを知らずに購入してしまったので、住み替えたいと考えていたのですが、それを聞きつけた建築士から「売却しても資産価値はないですよ」と、また圧力をかけられました。それに対して私が、「建築事務所と施工会社に買い取りしてほしい」と言い出すと、黙り込んでしまいました。
年内に全面改修が始まる予定ですが、あくまでも外壁の改修予定となっており、何ともやるせない気持ちです。記事で報じられていたことと同じことが起きているのだなと思いました。








