(株)南陽(福岡市博多区、篠崎学社長)は10月19日、2027年3月期第2四半期(中間期)の連結業績予想を上方修正した。公共・民間工事の需要を背景に建設機械のレンタル稼働率が向上したほか、設備投資需要の回復を受けて半導体製造装置などの販売が堅調に推移した。
営業利益25%、純利益33%引き上げ
修正後の連結業績予想は、売上高192億円(従来予想180億円)、営業利益15億円(同12億円)、経常利益16億5,000万円(同12億5,000万円)、親会社株主に帰属する中間純利益12億円(同9億円)となった。
前年同期実績との比較でも、売上高は169億1,000万円から約13.5%増、営業利益は12億1,400万円から約23.6%増、経常利益は12億9,700万円から約27.2%増、純利益は8億1,400万円から約47.4%増となる見通しだ。
上方修正の要因としては、まず建設機械事業で、公共工事と民間工事の需要が好調に推移し、レンタル機械の稼働率が向上した。また、産業機器事業では設備投資需要の回復を背景に、半導体製造装置などの販売が堅調で、工場の稼働率が上昇したことも利益を押し上げ、従来予想を上回る見込みとなった。
一方、27年3月期通期の業績予想は変更しない。南陽は、中東情勢を背景とした原油・原材料価格の上昇や部材調達の不安定化、人手不足の深刻化などをリスクとして挙げ、先行きは依然不透明としている。
【寺村朋輝】
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