福岡県筑後市のリサイクル店を経営していた夫妻が殺人罪、傷害致死罪などで起訴された事件で、妻の中尾知佐(ちさ)被告(47)の判決公判(裁判員裁判)が6月24日、福岡地裁(平塚浩司裁判長)で開かれ、平塚裁判長は懲役30年の刑(求刑無期懲役)を言い渡した。弁護側は、殺人罪と傷害致死罪は成立しないとして無罪を主張していた。
起訴状などによると、知佐被告と夫の中尾伸也被告(45)が共謀して、元従業員ら4人を虐待死させた。死んだ4人のうち、2004年6月下旬に死亡した元従業員の日高崇氏(当時22歳)の殺人、2006年10月に亡くなった義弟の冷水一也氏(当時33~34歳)とその息子の大斗君(当時4歳)の傷害致死で起訴された。
伸也被告の初公判(裁判員裁判)は、福岡地裁で6月27日に開かれる予定。
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