2022年05月26日( 木 )
by データ・マックス

徹底的にシンプルに「みんなが儲かる仕組み」

(株)モダンプロジェ

ローコストを可能にする複雑な仕組み

modern_projet 投資型ローコストマンション「モダンパラッツォ」シリーズを破竹の勢いで福岡市や長崎市などで供給してきた(株)モダンプロジェ。圧倒的な供給スピードを可能にしたのは、「みんなが儲かる仕組み」を構築しているからにほかならない。

 同社と取引する金融機関は12行に上り、今年8月には北九州銀行が同社の社債を引き受けるなど金融機関からの評価も高い。これは、投資商品モダンパラッツォに対しても同様だ。高評価を受けて、用地仕入れから着工までの返済猶予期間の設定が可能になり、これによりマンション建築の工期を長くとることができるようになった。工期を長くとることで、建築コストの低減を果たしているのだ。これは、ゼネコンにとっては労務費をはじめとした原価の低減というメリットをもたらす。さらに、同社の仕組みはマンション管理にもみられる。

 賃貸物件は一般的に新築時がもっとも入居斡旋しやすく、多くの新築マンションはデベロッパーが自社管理することが多い。モダンパラッツォでは、賃貸仲介業者が1棟につき1社専任で賃貸管理を行う。当然、同社も投資家への責任から家賃回収などの業務は行っているが、入居斡旋のための賃貸管理は完全に外注だ。これにより、賃貸仲介業者は新築物件の管理収入を得ることができるというメリットがある。

 さらに、用地仕入れに関しても同社の素早い決裁スピードと圧倒的な供給量を背景に数多くの物件情報が集まる体制を作り上げた。こうして、同社が供給してきたマンション、アパートは2012年3月の設立からわずか4年で34棟を数える。この供給スピードにより、金融機関との取引も増加。緻密なエリアマーケティングと収支計算で作られるモダンパラッツォへの融資額が増えることで、金融機関にも大きなメリットをもたらしているのだ。

東京オフィス開設、つなぐフィールドは全国へ

 このように、「みんなが儲かる仕組み」というシンプルな思想は、緻密で複雑な事業計画と取引先との信頼で成り立っている。同社は新卒で入社した若い従業員も多いが、このシンプルな思想を徹底的に教え込むことで、高い生産性を誇っているのだ。

 投資家、ゼネコンを始めとした建設関連業者、土地オーナー、金融機関、不動産業者などマンション建築は多くのプレイヤーが協力することで成立する裾野の広いビジネスだ。自社は当然ながら、これらのプレイヤーがそれぞれ儲かることで投資マンション・モダンパラッツォの人気、知名度は大きく上がり、同社への問い合わせも右肩上がりで増加。全国からの問い合わせに対応するため、長崎、熊本、大阪に続き、9月には東京オフィスを開設した。マンションの供給エリアも拡大を予定しており、今後は全国で同社の活躍を見ることが増えそうだ。

【永上 隼人】

<COMPANY INFORMATION>
代 表:別府 大力
福岡本社:福岡市中央区警固1-8-5 modern palazzo警固2F
設 立:2012年3月
TEL:092-737-6111
FAX:092-737-6112
URL:http://modern-projet.com

 

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