2024年03月29日( 金 )

スーパーマーケットの経営者必見!ストレスケアで従業員を守る

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 スーパーマーケットや飲食店で働く人たちに義務付けられている「ストレスチェック」。
 2015年12月、厚生労働者が50名以上の事業所では年1回の検査が義務付けられているが、
チェック後の対応に関しては不十分であるという声が聞かれる。

satousiki 人材の確保が難しい小売業、飲食業において従業員は宝である。ストレス、鬱、頭痛、慢性的な腰痛、花粉症、筋肉痛、ヘルニア、更年期障害などの症状にさいなまれることにより、休職、退職といった事態を招くことだけは避けたいものだ。


 「HCM.link」代表(本社:福岡市中央区)の三浦久美氏は、独自のストレスケア対策法により、食品メーカー、飲食店などのヘルスケアサポートを行っている。投薬及び手術を行わない「さとう式リンパケア」を用いて従業員のストレスをケアする、企業対応ヘルスケアマネージャーとして、定期的に企業に訪問し、従業員の健康維持や健康意識を高める方法を指導している。

 三浦氏が行うケアは、一例をあげると、痛い箇所を揺らしながらさするだけという簡単なものだ。「収縮した筋肉を拡張させることで、体液循環が改善され、痛みが緩和されます。従業員の方が仕事中に不調が出た際、2、3分でもできるケア方法をお伝えしています」と語る三浦氏は、自身のケアで1人でも多くの人に笑顔になってもらうことを念頭に置く。ケアを行うなかで、様々な悩みを抱える人たちと向かい合うが、そのなかには挨拶ができないくらい元気のない方もいるそうだ。「職場には経営者の方が思っている以上に様々な悩みを抱えている方がいることがあります。まずは面談を行い、ケアを行います。元気のない方から笑顔がこぼれることもあります。1人でも多くの人の頼れる存在でありたいと思っています」。

taisou 多くの人に自身のケアを広めたい思いを持っているが、現状はなかなか広がりを見せず、誤解を抱かれているケースもあるようだ。三浦氏は、かつて勤めていた銀行をストレスが原因で退職した経験を持つ。その後に出会ったのがさとう式リンパケアだ。三浦氏はさとう式リンパケアの大分県第一号取得者でもある。また、体操の先生でもあり、大分市内及び由布市内の幼稚園において月2回、姿勢改善とケガ防止の体操などを実施するほか、福岡、大分で企業向けのストレスケアセミナーを開いており、少しずつではあるが、理解を広めていっている。

 なお、三浦氏は2月20日、福岡市中央区春吉にサロン「youlucks」を開業する。

 

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