2024年04月20日( 土 )

【2017衆院選・福岡3区】「枝野代表効果は十分」新たな支持層獲得か? 立憲民主・山内康一氏

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

 まだ夜明け前の午前6時、糸島市のJA直売所・伊都菜彩に立ったのは立憲民主党・山内康一氏。伊都菜彩は9時開店だが、5時半には周辺の農家の方々が商品搬入のために訪れる。そこにアプローチしようというのが山内陣営の狙いだ。

納品に訪れる農家の方々に挨拶

 

 川崎俊丸県議とともに駐車場に立った山内氏は、忙しく出入りする車に丁寧に頭を下げて挨拶を繰り返す。市民の反応は良好で、車内から山内氏に握手を求める人や、わざわざ車を降りて「原発には反対なんよ」と声をかける人の姿もあった。

車中の有権者と握手を交わす

 挨拶を終えた山内氏は、「ここまでの手ごたえは良好。枝野幸男代表効果ははっきり感じています。これまでの支持層とは違う方々がボランティアに来てくれたり、わざわざ家から出てきて握手を求めてくれたりしています。『信念を曲げなかった』という枝野代表のイメージも手伝って、好印象を持っていただいています」と語った。希望の党の公認漏れから立憲民主党へ、という流れは、山内氏の選挙活動にもプラスの影響をもたらしているようだ。

【深水 央】

 

関連キーワード

関連記事