福岡市西区、九大効果促進へ~市に事業要望
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福岡市西区役所は、福岡市が編成した2018年度予算に対する事業要望書を提出した。同要望書の冒頭にくる項目は「九州大学関連」で、内容は(1)九州大学のもつ知的資源の活用、(2)市民と大学との交流の推進、(3)伊都キャンパス周辺などのまちづくりの3つに分かれる。
九州大学(以下、九大)が進める箱崎(福岡市東区)・六本松(同中央区)キャンパスの伊都キャンパス(同西区)への移転・統合作業にともない、西区では区外からの転入者数が増加基調で推移。福岡市が公表している推計人口の直近5カ月分でも、月平均約230人ずつ増加している。
西区では、人口増を見込んだ建築物の新設も目立つ。現在計画されているものの中で、主なものは別表の通り。
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九大の移転を契機に活況を呈する西区。事業要望書ではさらに、現在進行中の伊都キャンパス側の西区・桑原地区でのまちづくり、JR筑肥線沿線では九大学研都市駅周辺の北原・田尻土地区画整理事業ならびに、隣の周船寺駅の南側の土地区画整理事業について、市に対して手厚い支援を求めている。
【代 源太朗】
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