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2018年04月24日 09:00

中国経済新聞に学ぶ~中国は日本の痛ましい教訓を汲み取るべきだ チャイナビジネス最前線 

 人類には1つの地球しかなく、各国は1つの世界に共存している。国際社会は互いに融け合って切り話せない「運命共同体」になりつつある。世界経済の複雑な情勢とグローバルな問題を前に、どの国も自国のことばかり考えて他国を顧みないことはできない。

 習近平国家主席の打ち出した人類運命共同体の理念は全世界のすべての人を幸福にすることを目指している。「一帯一路」建設はその具体的行動であり、各国の協力を通じて、「Win-Win、ともに享受、発展」を実現するものだ。「一帯一路」はともに話し合い、ともに建設し、ともに分かち合う原則によって、すべての参加国、さらには全世界がこの中から利益を得て、すべての国々の人々の幸福を増進するものだ。この意味において、「一帯一路」は時代を跨ぐ意義をもつイニシアティブだ。隣国として、日本が「一帯一路」イニシアティブに加わり、中国と協力して各国民に幸福をもたらすのは当然のことだ。

 習主席の打ち出した人類運命共同体の理念、「一帯一路」イニシアティブ、新型の国際関係理論は緊密に結びついた有機的全体だ。中国のたゆまぬ発展にともない、私は習主席が国際関係について明確な見解を示すことを期待していた。喜ばしい事に、習主席は新型の国際関係理論を打ち出した。相互尊重、公平・正義、協力・Win-Winを提唱する新型の国際関係理論が人類運命共同体の理念に貫き、恒久平和、共同繁栄の人類の夢の実現を最終目標とした。習主席の打ち出した新型の国際関係理論に、私は両手を挙げて賛成する。

 今や中国は多くの分野で飛躍的に進歩し、米国に迫り、大きな圧力を感じさせている。これは日本がかつて経験した状況と非常に似ている。1980年代、日本は米国に対して大きな貿易黒字があり、米国との「プラザ合意」を余儀なくされた後、円は短期間に急速に上昇した。この激しい変化は日本の市場、産業、経済など各方面に多大な悪影響をもたらした。中国は日本の痛ましい教訓を汲み取り、警戒を高め、慎重に行動するべきだ。

 中国は米国だけでなく、多くの国々に対して貿易黒字の状態にある。これは中国がグローバル化システムのなかでうまく発展したことを物語っており、中国企業がグローバル化の本質を捉え、利益を得たことを物語っている。グローバル化とは何か?グローバル化とは低価格で品質の良い製品を生産することだ。各国民はいずれも安価で良質の製品を好む。安価で良質の製品を生産できる国の貿易黒字は自ずと増加する。現在の米国の貿易赤字の原因の一部は、安価で良質の中国製品が米国民に深く受け入れられていることにある。米国は貿易赤字に悩む以上に、自国の生産モデルを深く反省するべきだ。

 保護貿易主義の危険性と自由貿易の重要性はいうまでもない。現在、世界各国は保護貿易主義の台頭傾向を大変懸念している。中国と米国はすでに緊密不可分の協力パートナーだ。米国の多くの産業は中国からの輸入品に頼っている。これと同時に、米国は農業など中国市場に大きく依存する産業が多くある。トランプ政権は成果を焦り、保護貿易主義措置を講じている。一時的には貿易赤字を緩和できるかもしれないが、産業構造を変えなければ、貿易赤字問題の根本的解決は無理だ。米国内でトランプ政権に現在の保護貿易主義的措置の停止を求める声がますます高まっていくと信じる。米政府は速やかに政策を調整すべきだ。

 昨年10月、習総書記は第19回党大会で大変すばらしい報告をし、中国の将来の発展の方向性を描いただけでなく、世界の問題の解決にも中国の案を示した。国際社会は中国の見解と主張をもっと聞くことを望んでいる。今回のボアオ・アジアフォーラム年次総会は大変重要な機会だ。メディアの客観的で正確な報道を通じて、世界各国が中国への理解を深めることを信じる。


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