福岡県の11月新設着工 貸家と分譲戸建が増も全体では減少

 国土交通省が発表した2025年11月分の建築着工統計調査報告によると、福岡県の新設住宅着工戸数は全体で前年同月比1.4%減の2,925戸だった。

 福岡県の11月の着工数を利用関係別にみると、持家(注文住宅)が同5.5%減の659戸、貸家(賃貸住宅)が同1.5%増の1,511戸、分譲住宅は同2.7%減の752戸だった。分譲住宅のうち、マンションは同26.5%減の274戸、一戸建は同19.5%増の478戸だった。

 11月の全国における総着工戸数は同8.5%減の5万9,524戸。九州(沖縄を除く7県)の総着工戸数は同10.3%減の6,252戸だった。

【田中直輝】

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