イオン小郡、水害の爪痕生々しく

イオン小郡SC

　6日、福岡地方を襲った集中豪雨で近くを流れる宝満川が氾濫し、冠水したイオン小郡ショッピングセンター。一夜明け、水は完全に引いたものの、7日朝から従業員らが復旧作業に追われている。

　施設の南側にあるフードコート内には商品などが散乱していた。ドアや自動販売機などには水位を示す跡が1m30センチ近くあるほか、車の窓が割れガムテープで補修されるなど、災害の爪痕が生々しく残る。

　同施設は元々、農地を転用し作られた施設で低い位置にあるため、被害が大きくなったとみられる。小郡市内最大規模の商業施設であり、朝から多くの利用者が訪れ、作業の行方を見守る姿が見られた。