2024年04月25日( 木 )

くるり九州ひたすら歩く旅~九州一周、完歩を目指す(5)

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 国道3号線と10号線をひたすら歩く“九州一周完歩”の旅。走行距離は実に833kmにおよぶ。それも週末だけを利用し、現地に赴き九州の大動脈を歩くのだ。
 福岡を出発し、佐賀、熊本に入ったこの旅だが、現地に赴くまでの移動距離がだんだん遠くなってきた。そこで効率を考え2夜連続で歩くことに・・。酷暑といわれる今年の夏。深夜を過ぎても気温はそれほど下がらず、まさに暑さとの闘いでもあった。

7月22日(5日目)
熊本県のJR川尻駅からJR八代駅まで~32.6km

▲夜が明けたころ八代市入り

 前回、やっとの思いで到達したJR川尻駅。あれから1週間が経った。心も体もリフレッシュし、ゴールの八代駅までの道のりを再確認している(だが、9時間後にはくたくたになっているだろう)。
午前0時、さあスタートだ。3号線の歩道は直線で広く、夜も明かりが多くて歩きやすい。
 気温は29℃、暑さが肌にまとわりつくような熱帯夜だ。汗が吹き出し、Tシャツはびしょ濡れだが、宇土市に入っていたことさえ気づかないほど快調に足が進んだ。

 しかし、こういうときほど落とし穴がある。宇城市に入ったころ、雷が鳴り、雨が降りだした。「しまった!雨具がない」急きょ、コンビニで傘を購入し、雨に打たれながらも3号線バイパスをひたすら南へ進む。
雨がやみ、夜が明けだした午前5時ごろ八代市に入った。今回のナイトウォーク通過ポイントである八代ICを右手に歩いていくと、すぐに球磨川が見えた。ゴールの八代駅までもうすぐだ。
 アップダウンがほとんどないコースだったにもかかわらず、雨などで体力の消耗が激しかった。暑さや雨への対策を怠ったことが今回の旅の反省点だ。

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