福岡県議会、小川知事答弁めぐり空転~自民県議「宿泊税導入に政治生命を!」
2018年10月10日 15:35

10日午前11時30分から始まった福岡県議会 決算特別委員会は、宿泊税に関する小川洋県知事の発言をめぐり、議事が中断。午後3時30分になってようやく再開した。
議会関係者によると、決算特別委員会では、1人目の質問に立った自民党県議団・香原勝司県議が、宿泊税の導入について、小川知事に「政治生命を賭けて取り組む覚悟はあるのか?」などと質問。小川知事の「持てる力をすべて出し切る覚悟で取り組みたい」との答弁に納得せず、4回、同様の質問が繰り返された。同委員会の理事が集められ、「質疑がかみ合っていない」(樋口明委員長)として中断したという。
宿泊税については、近年のインバウンドの増加を受けて、新たな財源とすべく福岡県と福岡市のそれぞれで導入を検討中。二重課税の懸念があることから、両自治体間での調整が望まれるが、話し合いは平行線をたどっている。
【山下 康太】
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