2024年05月02日( 木 )

ポーラ、北九州市と包括連携協定を締結

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北九州市 北橋健治市長(左)と
ポーラ(株) 及川美紀取締役執行役員(右)

 化粧品販売業の(株)ポーラ(本社:東京都品川区、横手喜一社長)は22日、福岡県北九州市と包括連携協定を締結したと発表した。

 同社が政令市と包括連携協定を締結するのは初。同社グループでは、持続可能な開発目標(SDGs)のなかで、「ジェンダー平等を実現しよう」「働きがいも経済成長も」の実現に向け、地域と同社が共創関係を築き、変化や可能性を広げていく事業活動を推進している。そのなかで北九州市は、経済協力開発機構(OECD)からアジア地域で初めて「SDGs推進に向けた世界のモデル都市」に選定されており、同社と親和性が高いことから、今回の協定締結に至ったとしている。

 締結項目は、「女性活躍と就職支援に関すること」「販売形態を生かした市民の安全安心に関すること」「その他市民サービスの向上および地域社会の活性化に関すること」の3項目。

 「女性活躍と就職支援に関すること」では、女性活躍イベントへのブース出展や就職応援メーク・企業セミナーの実施、市内外の学生に対するインターシップ受入協力が挙げられている。「販売形態を生かした市民の安全安心に関すること」では、営業活動中の市内の異状・不法投棄および不審者などを発見した際の通報協力や高齢者などの見守り活動への協力、大規模災害時における化粧品などの支給協力を行う。
 「その他市民サービスの向上および地域社会の活性化に関すること」については、健診・検診の啓発および受診促進への協力、市民に対してのメーク・スキンケアなどの美容セミナー実施、市のPR活動への協力に取り組むといい、「女性活躍の場の創出や就職支援によって、地域貢献と北九州市のビジョンを実現していく」としている。

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