2024年04月25日( 木 )

【渋谷ハロウィン騒動】ラーメン店の券売機を破壊で、180万円賠償~社会人男性が謝罪

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酔っぱらって羽目を外した代償として、
180万円を払うことになった社会人男性(右端)

 乱痴気騒ぎの代償は高かった――毎年、痴漢や暴力行為などが頻発する渋谷のハロウィン騒ぎで、今年もまた1人、酔いが覚めて真っ青になっている男性がいることがわかった。

 渋谷区道玄坂2丁目にあるラーメン店、「炙り味噌らーめん麺匠真武咲弥 渋谷店」は28日の午前4時30分ごろ、店外に設置していた券売機がハロウィン騒ぎの影響で壊されたことを公式Twitterで報告。

 コイン投入口から水を流し込まれたことが故障の原因で、犯人とみられる男性が映った防犯カメラの動画とともに、「券売機はお札を入れる所であり お水を入れる所ではありません怒仲間が写っているなら 謝罪に来るように伝え(て)ください 被害届は棄却するので! 逮捕される前に」とツイートしていた。

 同店によると、29日の朝に「犯人」が名乗り出て謝罪したため、被害届を取り下げたという。ただし、店側が請求した券売機の修理費用およそ180万円については賠償する意向だという(全損の場合)。

 「犯人」は28歳の社会人。当日はクラブなど数軒をはしごして酒を飲んでおり、券売機にペットボトルの水を流し入れた時点では完全に酩酊状態で、謝罪に訪れた際には「(券売機を壊したことは)まったく覚えていない」などと話していたという。

 「炙り味噌らーめん麺匠真武咲弥 渋谷店」によると、公式Twitterに掲載された動画は29日の午後時点で約80万回再生され、公式Facebookも5万件閲覧されたという。
 同店の担当者は、「動画が拡散したせいで、すぐに犯人が名乗り出ました。SNSって怖いですね」などと話している。

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