2024年03月19日( 火 )

福岡県の治安概況~飲酒運転の撲滅が課題

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 福岡県警察(以下、福岡県警)は、ホームページ上で「平成30年中の治安概況」を公表している。福岡県警が三大重点目標として掲げる「暴力団の壊滅」「飲酒運転の撲滅」「性犯罪の抑止」の同年中の状況については以下の通り。

 暴力団構成員は1,100人で前年比130人減少し、過去最少となった。今後は、暴力団からの離脱者支援(就労支援など)がますます重要になる。性犯罪の抑止については、認知件数が400件を下回ったほか、検挙率に関しても約8割と高水準を維持している。しかし、福岡県の性犯罪の認知件数は全国8位、同犯罪率は全国2位と依然として高く、連続発生抑止に向けた早期検挙の徹底、警戒活動の強化が求められる。

 公表された数値から、県民一人ひとりの意識向上が求められるのが「飲酒運転」。同年中の飲酒運転による交通事故発生件数は144件で前年比18件の増加。とくに、30歳未満の若年層による飲酒運転事故の増加率が目立った。
また、飲酒運転通報件数が前年比120件減少しており、飲酒運転に対する意識の薄弱化が懸念される。

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【代 源太朗】

 

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