2024年04月26日( 金 )

井筒屋黒崎店、閉店から一転、営業継続へ

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 (株)井筒屋(本社:北九州市小倉北区、影山英雄社長)は25日、今年5月末で閉鎖予定だった黒崎店(北九州市八幡西区)の営業を1~3階まで縮小して継続することを決めた。

 同店は昨年7月に閉店すると発表されていたが、北九州市および地元からの要望から、同店舗が入る商業ビルの管理会社である(株)メイト黒崎と、営業継続協議に向け、負担となっていた家賃の引き下げの交渉を重ね、販売効率の良い1~3階までなら採算に合うと判断したものとみられる。昨年12月には一部メディアで「1~3階で再出店することで合意した」という報道もあり、協議中であることを明らかにしていた。

 同社は7月31日まで1~7階までの営業を継続し、8月1日から1~3階に縮小して営業を継続する。店舗レイアウトについては1階が食品売り場で従来通りの営業となるが、2階と3階は「現状は未定で協議中」(同社)としているが、衣料品や雑貨を候補に新規も含めたテナントを集める構想だとしている。

 契約期間は2022年5月31日まで。また継続にともない、19年2月期業績予想について、売上高788億円(前期比0.6%増)、営業利益13億円(13.3%増)、経常利益7億円(24.8%増)と上方修正した。当期純利益は未定で、特別損失が1億3,400万円減少する見込み。

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