アビスパ福岡、今シーズン初のホーム戦はスコアレスドロー~長崎戦
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アビスパ福岡は2日、博多の森陸上競技場にV・ファーレン長崎を迎え、今シーズン初となるホーム戦を行い0-0で試合を終えた。九州ダービーとなった今回の試合では、12,028名の観客を動員した。
ゴールこそ奪えなかったが、今季から就任したペッキア新監督が目指す「攻め」のサッカーが色濃く出た試合内容だった。ペッキア監督は「前半は相手チームを頻繁に追い込んでいくことができた。後半は、勢いが失速しつつも有効的なチャンスをつくれていた」と評価し、チームのかたちができていることを強調した。
前半35分、ルーキーのDF三國ケネディエブス選手がコーナーキックに合わせたヘディングシュートは惜しくも相手DF陣に阻まれたが、192cmの長身を生かしたプレースタイルで攻守ともに大きく貢献した。三國選手は「DF陣として無失点で終えることができたのは良かった。次はチャンスでしっかりと決めて決定力を上げていきたい」と意気込みを語った。
その後も、福岡は積極的に攻め続け、幾度も相手ゴールを脅かすもゴールネットを揺らすことはできなかった。MF鈴木惇主将は「かたちはできている、あとは点を決めるだけ」と、ホーム初戦を勝利で飾れなかった悔しさをにじませながらも、アビスパの新たなスタイルの確立に手ごたえを感じていた。
次節は3月9日(土)、博多の森陸上競技場で京都サンガF.C.戦が行われる。次こそは、シーズン初勝利を期待したい。
【麓 由哉】
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