見るよりも、積極的にバットを振った～ホークス、松田セ・パ交流戦MVP

　福岡ソフトバンクホークスの松田宣浩選手が26日、「日本生命セ・パ交流戦」の最優秀選手（MVP）に選出された。松田選手は同日、ヤフオクドームで行われた記者会見で下記のようにコメントしている。

　―――初めての交流戦MVPの受賞ですが、どのような気持ちですか。

　MVPという賞を取ることはなかったので、交流戦で獲れたのは素直に嬉しいです。

　―――打席のなかで意識されていたことはありましたか。

　やはり、なかなか対戦する機会が少ない投手が多かったので、「ボールを見る」よりは「自分のスイングをする、積極的にバットを振っていくこと」をやっていきました。これが今回の結果につながったと思います。

　―――とくに印象に残っている打席、試合がありますか。

　このヤフオクドームで、2本のホームラン（14日、DeNA戦）を打てた試合と、大学時代にずっとやっていた神宮での試合は印象に残っています。

　―――ホークスは8度目の交流戦優勝でしたが、松田選手の思うチームの強さは何だと思いますか。

　けが人が多いなかで、チーム全体でカバーしようと若い選手を含め頑張っていました。結果としてこの交流戦はヒーローが多くでましたし、「やってやろう」という強い気持ちだと思います。

　―――賞金200万円はどのように使いますか

　いつもスタッフの皆様から力をいただいておりますので、何かしら返せて良ければと思っています。

　―――リーグ戦に向けての意気込みをお願いします。

　交流戦優勝チームということで、ここからがスタートだと思っています。リーグ戦でもいい位置にいますので、この優勝をきっかけにさらにチーム一丸となって一生懸命やっていこうと思っています。

【2019年「日本生命セ・パ交流戦」の松田選手の成績】
出場試合数：18試合
代率 .348（6位）
安打数　23安打（10位タイ）
本塁打　7本塁打（2位タイ）
打点　14打点（3位タイ）
長打率　.697（2位）

【麓　由哉】