2024年03月29日( 金 )

【MAX倶楽部】特別講演会開催、現場主義者が語る市政とは~古賀市長・田辺一城氏

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 (株)データ・マックスは6月28日(金)、古賀市長の田辺一城氏(以下、田辺氏)を招き、講演会を開催した。講演には約50名の企業経営者らが参加。午後6時の開場にもかかわらず30分前に来場する参加者の姿もあった。

 もともと、大手新聞社の記者だった田辺氏は、報道を通じてのより良い社会の実現を目指していた。新聞記者として、数多くの現場を取材、報道した田辺氏だったが、やがて報道が直接の問題解決にはつながらないと感じるようになったという。そんな田辺氏が選んだのが、自ら主体となって社会の課題を解決できる「政治」の道だった。

 講演会では、自らの理想を実現していくための取り組みを中心に語ってもらった。田辺氏の話を聞き漏らすまいと熱心に耳を傾け、必死にメモを取る参加者たちの姿が印象的だった。それは田辺氏の話が「政治家の話」のみならず、「経営者の話」として学ぶべき点が多かったからだろう。

 講演終了後の懇親会では、参加者たちが企業発展の糸口を探ろうと、田辺氏との交流を図っていた。

<プロフィール>
田辺一城(たなべ・かずき)

 1980年5月16日生まれ。古賀中学校、福岡県立福岡高校、慶應義塾大学法学部法律学科を卒業後、2003年に毎日新聞社入社。原発事故や災害弱者、日本人拉致問題などを取材。06年、大阪本社社会部に配属。11年4月、福岡県議会議員選挙に初当選。15年の県議選でも勝利し、県議を2期務める。18年には古賀市長選に無所属で立候補し、当選した。

【麓 由哉】

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