• このエントリーをはてなブックマークに追加
2020年02月04日 07:00

土の専門家として建築現場を協力サポート! 大地に根差した大きな信頼を育てる 一樹百穫 

重仮設工事、不動産事業、土木工事
(株)ワイテック

経験と実績で信頼を得る

代表取締役社長 行武 志郎 氏
代表取締役社長 行武 志郎 氏

 福岡の建設業者を多角的にサポートし、順調に業績を伸長してきた(株)ワイテックは、今期25周年の節目を迎えた。同社の創業は1994年4月。代表取締役社長・行武志郎氏の父である琢雄氏が経営する行武通信建設(株)の関連会社として(有)ユクタケの名で設立された。その後は、95年に(有)ワイテェックに社名変更、2007年に(株)ワイテックに商号変更した。

 現在、掘削工事で必要となる重仮設(山留)、地盤改良に必要な特殊工法や特殊機械の提供、各種杭工事を行う特建事業を柱に、土木・不動産・重機事業を展開。土木分野に関わるすべてをワンストップ型で提供し、福岡で確固たる基盤を築き上げている。

 設立当初3人だった従業員は現在25人にまで増え、関連グループ会社の(株)エステックと(株)エスジーコーポレーションを合わせると全体で36人になるという。13年には博多区博多駅南に自社ビルBlanc・Style博多を完成させ、本社を移転。16年には太宰府ヤード、18年には沖縄営業所、今年2月には大濠オフィスを開設し、事業拡大を続けている。信頼と安全性を第一に、福岡の都市形成の基盤を今日も支えている注目企業だ。

博多本社
博多本社
太宰府ヤード
太宰府ヤード

チーム力で顧客に応える

 42歳という若さで成長企業の陣頭指揮を執る行武氏に、社風についてうかがったところ「とても明るい職場です」と笑顔で答えてくれた。

 「仕事中に笑い声が聞こえてくると、本気で仕事に取り組んでいるのかな…と若干不安になりますが、まず会話がないとコミュニケーションができないですよね。話をしないと信頼し合える環境づくりはできません。間違いに気付いたらすぐに謝れる環境、失敗を許せる環境がないと、人間は隠したり自己完結したりという心理が働きます。その小さな綻びが、やがて大きなミスや事故につながってしまう。事業柄そこは大切にしたいと思いますね。これまでは個々の力に頼っている部分もありましたが、会社がこの規模になってくると、今後は横のつながりやチーム力を発揮しないと、たとえば大手ゼネコンのニーズには応えることができません。周りと連携してお互いに高め合い、頼れる環境をつくっていきます」(行武氏)。

 行武氏の表情からは、決して馴れ合いではなく、コミュニケーションで会社の環境(土台)を固め、さらなる飛躍につなげていこうとするたしかな意志を感じられた。

積極的に新卒採用

 これまで中途採用を行っていた同社だが、20年春に初めて新卒を採用することが決定している。今回の新卒の内定者は5人、中途採用4人の予定で、今後も積極的に新卒採用を増やしていく方針だという。

 また、今年新たに総務課を立ち上げ、人材育成方法や評価制度なども含め、改めて組織強化に取り組んでいる。行武氏は「1年間の新卒用スケジュールをつくるなど、受け入れ体制を整えているところです。現社員には、今後新卒が入社してくることに対応できるよう、教育のあり方を一から指導していきます」とし、若手が増えることでさらに活気ある職場になることに期待を寄せる。

 「博多オフィスも手狭になってきているので、将来的にはコントロール機能を集約させようと考えています。今後の展開としては、好況が続いている沖縄での需要に対応するべく、沖縄営業所の強化に引き続き力を入れていきます」(行武氏)。今年2月に竣工した自社ビルの大濠オフィスでは、今後の事業拡大を踏まえ、関連グループ会社を含めた集中経理を行う予定だと話す。

今年2月に竣工した大濠オフィス
今年2月に竣工した大濠オフィス

変化を恐れず挑戦続ける

 求める人物像について行武氏は「知識や技術ももちろん大切で、もっているに越したことはないのですが、まずは元気で向上心があり明るいことです。また、コミュニケーション能力が高いこと。誠実かどうかも社会人として大切な要素だと思います」と、“信頼”をコンセプトにする同社ならではのポイントを挙げてくれた。

 また、同社は年1回のプロ野球観戦や海外旅行で社員同士の親睦を図っている。来年はソフトボールとフットサルチーム、釣りクラブなどをつくって社内のコミュニティを活性化したい考えだ。

 「沖縄営業所ができたこともあり、来年から社内報を作成します。新入社員の紹介や業務内容などを掲載し、営業所間のコミュニティツールとして活用する予定です。総務課ができたことで、これまで手が届かなかったことにも力を入れ、チャレンジしていきます。日本経済は歴史的にも一本調子が続いた過去はありません。荒波が押し寄せて歪みが生じ、弾けて平らになって…と続くから、活性化されて成長していく。会社も同じで変化を恐れていては進化も発展もできません。自分たちの強みを理解し、武器としてしっかり活用して、チーム力で時代の波を乗りこなしていきたいです」(行武氏)。

沖縄営業所
沖縄営業所

<COMPANY INFORMATION>
代 表:行武 志郎
所在地:福岡市博多区博多駅南2-2-7
設 立:1994年4月
資本金:1,000万円
TEL:092-292-1516
URL:http://www.y-tech.biz

25周年記念出版雑誌 『一樹百穫』 一覧

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

     

トップニュース

2020年06月01日 14:00

ふくや、アイスキャンデーに大腸菌検出で自主回収NEW!

 (株)ふくやは29日、同社が販売する「アルプスアイスキャンデー ミルク味」の一部商品に微量の大腸菌群が検出されたとして、対象商品牡の自主回収を行うと発表した...

2020年06月01日 13:18

福岡の中学校、高校 新型コロナウイルスの影響による修学旅行の見通しNEW!

 今年度の修学旅行実施の見通しについて、福岡市立中学、福岡県立高校、県内の私立高校の担当者に聞いた...

トランプ安倍政治を終焉させられるかNEW!

 米国中西部のミネソタ州ミネアポリスで5月25日、丸腰の黒人男性が白人警官にひざで首を組み敷かれた末に死亡する事件が発生した...

2020年06月01日 11:14

飲食店のコロナ対策!大胆に「新しい生活様式」に沿った「新しい経営戦略」へNEW!

 飲食店においては、緊急事態宣言が全面解除されても多くの店舗で客足が戻らず、厳しい経営を余儀なくされている...

2020年06月01日 09:00

NTTとトヨタ自動車の業務資本提携で動き出す「スマートシティプラットフォーム」NEW!

 3月24日、NTTとトヨタ自動車(株)との業務資本提携の締結が発表された。両社は「スマートシティ構想」の実現のため、プラットフォームを共同で構築・運営する方針だとい...

2020年06月01日 07:00

どうなるこれからの新幹線 計画から50年で開業は半分(後)

 新幹線を所管する国土交通省鉄道局は、「現時点で、整備新幹線のスキームを見直すことは検討していない」という。新幹線整備にともなう地元負担をめぐっては、過去にもいろいろ...

2020年06月01日 07:00

最先端技術による“まるごと未来都市” 内閣府の「スーパーシティ」構想とは(後)

 福岡市においては高島宗一郎市長が19年4月の市長会見で、スーパーシティ構想への意欲を示している。

2020年05月31日 07:00

ストラテジーブレティン(252号)~「コロナパンデミック中間総括」(後)

 コロナ以前から3つの歴史的趨勢が起きていた。1. ビジネス、生活、金融、政治のすべてを覆いつくすIT・ネット・デジタル化、2. 財政と金融の肥大化による大きな政府の...

2020年05月30日 07:00

危機に直面し、自らをイエス・キリストにたとえる孫正義の自信と勝負魂(4)

 このインドネシア事業については、日本ではまったく報道されないが、他にもソフトバンクの進めるアジアビジネスは広範囲におよんでいる。とくに、「アジア電力網構想」は...

2020年05月30日 07:00

どうなるこれからの新幹線 計画から50年で開業は半分(中)

 自由民主党所属の参議院議員で、与党整備新幹線建設推進プロジェクトチームのメンバーでもある西田昌司氏は、新幹線整備の経緯について次のように分析する。

pagetop