上位5社のシェア、44.5％に～寡占化強まるドラッグストア

　ドラッグストア市場の寡占化が進んでいる。データ・マックスの調べによると、売上高上位5社の市場規模に占めるシェアは2010年度から18年度は14.2ポイント上昇し44.5％に高まった。マツモトキヨシHDとココカラファインの経営統合は寡占化を加速しそうだ。

　10年度の上位5社（マツモトキヨシ、サンドラッグ、スギ薬局、ツルハ、ココカラファイン）の売上高合計は1兆6,499億円で、市場規模5兆4,430億円に対し30.3％だった。

　18年度の上位5社はツルハHD、ウエルシアHD、サンドラッグ、マツキヨHD、コスモス薬品で、売上合計は3兆2,835億円。市場規模7兆2,744億円に対しシェア44.5％だった。

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