続くメガガイアの売却

　全国にパチンコホール「メガガイア」などを150店舗以上展開する（株）ガイア。同社ではメガガイア店舗の売却が続いており、遊技ファンの間では、長らく続いていた「マルハン、ダイナム、ガイアの3強体制がついに崩れるのか！？」と、にわかに話題になっている。

　メガガイアの売却に関して、2019年10月から20年3月現時点までに明らかとなったものは4店舗（下表参照）。遊技業界では規制強化に端を発した遊技人口の減少、これにともなう店舗再編が加速している。新型コロナウイルスの影響で「自粛ムード」も高まっており、今後さらにパチンコホールをめぐる環境は厳しさを増していくものと考えられる。

　メガガイア宮崎駅前店の売却先に関しては、当初別の九州パチンコホール大手企業の名前がささやかれていたが、熊本を拠点に「MONACO PALACE」などを20店舗以上展開する岩下兄弟（株）が承継。

　岩下兄弟（株）の18年12月期の業績は、売上高917億9,600万円、経常利益15億2,800万円、当期純利益2億9,300万円となっている。

【代　源太朗】