2024年12月12日( 木 )

元副市長・貞刈厚仁氏が振り返る福岡市政での42年

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 元福岡市副市長で(株)博多座社長を務める貞刈厚仁氏はこのほど、『Ambitious City―福岡市政での42年―』(松影出版)を出版した。

 同氏は、1977年に福岡市役所に入庁して42年、アジア太平洋博覧会(よかトピア)の企画を任されたり、99年にオープンした「博多リバレイン」のスーパーブランドシティが経営破綻した際には銀行との交渉にも携わったりと、いくつもの難題を担当し、それを乗り越えてきた。

 そうした42年間を振り返り、まとめたもので、自身の経験を通して問題に直面したときに乗り超えるための知恵も紹介されている。福岡市の歴史を知ることができる資料としての価値もあるだろう。ビジネスマンや若者にも読んで欲しい1冊である。価格は1,980円。書店やAmazonなどネットからも注文できる。

【宇野 秀史】

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